Yoshikawa Mae from India 吉川めいのほぼ月イチ インド発見記
[11月]INDIAN RAILWAY
引き続き、本場インドから新鮮なインドネタがお届けできるということで、
今日はこっちでの日常生活から、リアルなひとコマを紹介したいと思います。



こちらは、マイソール街のRAILWAY Station=電車の駅です。
ここには地下鉄もモノレールもなく、これはマイソールの街をその他都市とつなぐ鉄道の駅でございます。
マイソールに走っている列車は、正式には “Southwestern Railway”なので、
日本の感覚で言ったら「JR西日本」といったところでしょう。
今日はここで前売り券をゲットするまで、そして後日列車に乗るまでの流れを少し紹介します。

まず、こちらが前売り券売り場。日本で言ったら、「みどりの窓口」みたいな感じかな。



数年前までは、この売り場はまったく整備されていなくて、
今回久しぶりに行ったら番号札を取って、電光掲示板に従う仕組みになっていました。
相当待たされる覚悟を胸に、着いたら真っ先に札を取って、その後に申込書を取りに行くことに。

というのも、本当日本の感覚で行ったら困ることだらけで、まず切符を買ったり、
キャンセルしたり、すべての取引に必要な申込書がちゃんと室内に置いていないんです。(苦笑)

こちらの申込書は、「問い合わせ窓口」という隣の窓口にあるのですが、
ここには当然多勢の人が押し寄せて問い合わせをしているので、
自分はただ申込書が欲しいだけでも、その人込みの中に勇敢に飛び入り、
窓の中央に開いている小さな円形の穴に手を突っ込んで、用紙を取るんですね。

ほんっと、私も慣れたもんだ、と自分で感心しちゃいます。(笑)
だって、日本の感覚でずっと待っていたり、用紙を探しても見つかるはずがありませんからね!

カウンターにペンなどの筆記用具の用意ももちろんありませんので、自分で必ず持って行きます。
室内に戻って、用紙を記入して、電光掲示板を見てみると… ガーン。
かるーく1時間以上は絶対に待たされそうな様子。
とりあえず腰を据えて、手持ちの読み物を出してみましたが、
10分も経たないうちに一つ違った列があることに気がつきました。

どうやら一番右の列は、「障害者/レディース/クレジット利用者優先。
ただし、1取引ごとに30ルピーのサービスチャージあり」と書いてあるのではないでしょうか。

こんなの、以前はなかったような…けど、待ち時間を短縮できるのなら、
往復券を買って60ルピー(約95円)のサービスチャージを払っても安い物!
私は、すぐさまこちらの列に移動しました。

「列」と言っても、インドにはあまり「整列」という概念がありませんから、
自分は自分の位置を守って、結構積極的に攻め続けて行かなければなりません。
どのぐらいかと言うと、窓口到着寸前の私は、おじさん達にグイグイ押されながら、こんな感じ。



ちなみに、私の後ろで待っている人達は、こんな感じ。




インド発見記のために写真を撮らなきゃと思って、この状況で自分撮りで頑張ったよ!
私は必死で位置をキープしながら写真撮っているのに、
背景に写っているインド人がやたらとカメラ目線が多いのも、気のせいではありません。(笑)

しかも、後から気づいたのですが、この写真に写っている後ろで歩いて近づいてきているナイススマイルの女性。
シャッター押した後には私のところに来て、
「あなた、こっちに並んだからもうさっきの番号札いらないのでしょう?私にちょうだい」とチャッカリ☆

皆さん、こういう状況では自分の目的を達成するのに必死です(自分含む。笑)。

やっとカウンターに着いて、私の番。申請書を出して、今日はクレジットカードを使って払うことに。



一見写真では普通にインドっぽく見えると思いますが、
これ、写真ではなくてリアルに現場にいると、普通にホコリっぽくて汚い感じだし、
パソコンはめっちゃ古いし、券を印刷するプリンターも、両サイドに穴が開いている古代型?!

これが「みどりの窓口」ですよ!!(笑)
それでも、カウンター内で働いている男性は、とても上手に手慣れた感じでカチカチパソコンをスピーディに打つし、英語も堪能なのが当たり前。

チケットをもらったら、間違いがないか、今一度その場でチェック。
自分の確認がちゃんと終わるまで、どんなに次のおじさんがグイグイ押してきても、自分の位置をなんとかキープ。
だって、万が一間違いがあったら、もう一回並び直すなんて、絶対に嫌だから!

ちなみに、当日券をゲットしようとするのはもっとストレスフルな感じなのです。
電車出発時刻の1時間前からしか購入できないシステムで、
しかも並んでいる状況次第で乗りたい電車の出発時刻にかなりギリギリになるから、私はなるべく前売り券をゲットするようにしています。





さて、こちらは後日、駅のホームにて。
ちょっとオンボロ列車に見えるのですが、こちらがマイソールとバンガロール間を、
最速スピードでつなぐ特急列車Shatabdi Express.私が購入したのはこの列車の指定席でした。

写真をよーく見ると、なぜか列車の外側に、長い白い紙がペットリとのりで接着されているのがわかりますか?



実はこれ、前売りで券を買った人達が記載された「予約確認書」なんです。(笑)
結構ウケるでしょう〜?!
ほら、この日私の席は75番でした。



超アナログなシステムですが、電車に貼ってある用紙を確認すれば、
絶対に乗り間違えることはないので、それはそれで助かります。
インドで列車乗り間違えたら、帰ってくるのにものすっごく時間がかかって大変そうだから!
くれぐれも乗り間違えのないように、時間がかかるところはどっしり構えて覚悟して(笑)、
今ここにある流れと戦わずに、身を委ねるようにしてこそ、インド旅はその本当の楽しみを見せてくれるものです。