Yoshikawa Mae from India 吉川めいのほぼ月イチ インド発見記
[06月]Dirty But Healthy
とうとう本格的に梅雨入りですね。

保育園児とヨギーニ家庭の我が家の洗濯物は、普段から結構な量になのに、
この時期は乾燥機に頼るしかなく… 電気代覚悟!って感じです。(笑)


雨のしっとり感は割と好きですが、やはり室内のジメジメや洗濯物の生乾きには要注意。
隙あらばあのカビっぽい匂いが瞬く間に広がりますよね。

私がヨガの修行のために通い続けている南インドでは日本のような四季はありませんが、
シーズンは雨期と乾期に別れていて、雨期はインドでも日本同様にカビっぽい匂いには閉口します。

そう言えば、インドで私の家のお掃除を手伝ってくださるローカルのお掃除おばさんが、
雨期になると水まわりのお仕事をしながら、片言の英語で勢いよく言っていたことを思い出しました。
「Madam!Smell is coming!!」(マダム、匂いが出てきちゃうわ!)


私は匂いには敏感な方なのですが、彼女はわずかな匂いでも大げさに勢い良く言うので(笑)
最初の頃はちょっと不思議なぐらいでした。

だって、インド人ってどう考えても日本人の感覚からしてみると決してキレイ好きであったり
清潔を気にしそうな人々ではないのに、こういうことには敏感なんだ…、と私は思ったのです。

街はゴミだらけだし、立ち小便をする人が多いから、場所によっては本当に臭い(カビ臭さなんてもんじゃない)。
建物だって中途半端に工事を中止して放置してしまうのがインドの普通。私は友人に紹介してもらって
丁寧なお掃除おばさんを雇っているけど、お掃除おばさんの掃除の仕方だって、かなり適当な人も少なくない。
日本人としてインドへ行き、一番大きなギャップを感じるのが、まさにこのような清潔感の違いかもしれない。

なのに私のお掃除おばさん…。
これは文化的なことではなくて、個人的にすごく気にするタイプの人だったのかな?!(笑)
そんなことをローカルの友人と話していた時、彼がインドの衛生面について言っていたことが
とても印象に残っています。
「India is dirty, but it is healthy.」 (インドは汚いけど、健康だ。)


インドにはインドなりの病気やトラブルももちろんあるけど、確かに一般的に人々の目は輝いていて
女性の長い髪の毛はベルベットの滝のように流れ、ノーメイクでもとっても美しい。
人々が、暮らしの中で生命力に溢れ、キラキラしているのです。

実は、東京に住んで暮らしていると、日本って逆なのではないかと思ってしまうことがあります。
日本って、きっと世界一を争うほどキレイで清潔な国。
なのに、東京で電車の中や街中で見かける人達は、あまり健康的には見えない。
電車に乗っていても、みんな疲れきっていて、老人や妊婦さんが前に立っていても席を譲る余裕がなかったり。

週末になったら毎週街中や駅のホームがお酒臭くなるほどみんなアルチューではないかと思えるほど。
又は、「お酒ぐらい飲まなかったらやっていけないだろ」ぐらい、
心はストレスを抱えたまま日頃からオーバーワークを続けている仕事人間が多く、体はどんどん負担を背負っていく。
これって、外側はどんなに美しく整っていても
内側のことは思いっきりケアーが行き届いていなく、不衛生だと言えると思うのです。

はぁ〜。
健康って、何なんだろう?
私にとって、どれぐらい大切なものなんだろう?

ぜひ一度、手遅れにならないうちに、真摯に自分に問いかけてみたいものです。