Yoshikawa Mae from India 吉川めいのほぼ月イチ インド発見記
[10月]ダール
ダールカレーと言えば、インドを代表するお料理の一つ。
「カレー」というよりは、「グレイビー」や「シチュー」の一種と言った方が正確かもしれません。
インドでは誰もが愛する、とてもメジャーなこのお料理のことは「ダール」と呼んでいて、
「カレー」と言うことがほとんどありません。


ダールとは「お豆」という意味なので、「ダール」にはいろんな種類の味があります。
主流は、イエローダールやムーングダールを使ったもの。
黒いお豆を使ったダールマッカニも人気ですね。


ダールは、油分が少なく煮込むことでふっくらとした味わいになるので、子供から大人にまで愛される一品です。
消化にも良く、スパイスを控えめに作ったら、日本人にとっての「おかゆ」のように、
インドでは病気の時に食べるお腹に優しい食事として一般的に勧められています。

日本人が「インドカレー」と聞いてパッと思い浮かべるのは、「カレーとナン」の組み合わせだと思いますが、
ダールは、南インドでは特に、ライスと合わせて食べるのが一般的です。
もちろん、ライスはパラパラとした質感の、インド米。
その上にダールをかけて、右手を使ってよく混ぜて合わせて、お皿の上で「ダールのおかゆ」みたいにしていただきます。


インドは、州によって民族や言語、そして文化が異なる豊な国ですが、それでもダールは、北から南まで、インド全域で馴染みのあるメニューです。
地方によって、辛さや味にはバリエーションがあるけれど、それも一つの楽しみだと思います。


先日、初めて自分でダールを作ってみました!
ムーングダールを使って、子供と一緒に食べられるようにマイルドな味付けでコトコト煮たら、
ポタージュみたいにとろんとした、優しい口当たりに仕上がりました。おいしくできたよ!