Yoshikawa Mae from India 吉川めいのほぼ月イチ インド発見記
[06月]スジャータ
先月に引き続き、今月も日本のちょっと意外なところに侵入している、神聖なサンスクリット語を紹介。

今回は、昭和時代の懐かしの香りがする、黄色と赤のロゴマークが印象的な元祖コーヒークリーマー「スジャータ」です。

スジャータと言えば、昔テレビやラジオから聞こえてきた「スジャータ♬、スジャータ♬、スジャータ♬、スジャータ♬。〜褐色の恋人〜スジャータのめいらくが6時をお知らせします。」という時報がお馴染みでしたね。

実はこの「スジャータ」という名前が、サンスクリット語で “良い生い立ち”を意味する女性名なんです。




歴史的には、スジャータという名の女性が、お釈迦様の長年の苦行の末、 最後に彼に供養した女性として知られています。
お釈迦様は菩提樹下に座わり悟りを開く前、 彼女から与えられた乳粥を口にして、心身ともに回復し、心を落ち着かせたのだと伝えられています。

スリランカに伝わる南伝仏教のパーリ語経典の一部『スッタニパータ』には、スジャータはお釈迦様に捧げたこの乳粥に諸天妙汁(Oja)を加えていたと記されています。(Wikipedia 参照)

今回この記事を書くために、初めてスジャータめいらくグループのホームページを訪れてみたところ、やはり「よくあるご質問」の中には名前の由来について、お釈迦様に乳粥を捧げたインドの女性であると書いてありました。インドと日本のつながりは、仏教を通してとてもディープなことは良く知られていますが、時代を通じて商品名にまで生かされ、こうして知らぬ間に一般的意識に潜在していることが面白いです。インドとのご縁が深い私としては、意外なところで「ツボを押される」感じがして、楽しいです!
さらに、今回のリサーチでは、あの懐かしの「スジャータ時報」が聞けるサイトまで発見。
あなたの中の懐かしのツボを押されたい方は、こちらからどうぞ。
http://www.geocities.jp/qkmpm049/sujata.html