Yoshikawa Mae from India 吉川めいのほぼ月イチ インド発見記
[12月]火曜日は髭を剃らない、インド人
私が練習しているアシュタンガヨガでは、火曜日には新しいポーズの練習を行わないという伝統があります。
これは古典ヴェーダに基づく占星学、ジョティーシャとの関係があります。(アシュタンガヨガのグル、シュリ・K・パタビジョイス氏の父は占星学者だったそうで、「ジョイス」という名前も「ジョティーシャ」と同じ由来があると、私のヨガの先輩は言っていました。)

火曜日は火星の日であり、火星は争い事を司る星であるため、インド人は大切なミーティングは火曜日にしないことが多いです。
同じ理由でインドでは一般的に火曜日にはリスクが大きいと考えられることを避ける傾向があり、 新しい事を開始するには相応しくないとされているのです。散髪など刃物を使う必要がある場合も火曜日を避けるようにしている人が多いようです。ちなみに私のヨガティーチャーである、シュリ・K・パタビジョイス氏の孫のシャラート先生は、火曜日は髭を剃りません(他の多くのインド人男性もそうです)!

占星学というと、日本では「星占い」みたいに、女子高生が好きな迷信のような印象が強いかもしれませんが、インドでは古典ヴェーダに基づくアーユルベーダ医学やインド式数学と同様、ジョティーシャも列記としたサイエンスとして根付いています。

ジョティーシャでは、9つの惑星があると考えその並びが重力によって地球・生命に影響を及ぼすと考えられています。それはエネルギーの“波”のような考え方で、日食や月食など、天文学的に特別な惑星の並びの時は特に影響が強いと考えられています。