Yoshikawa Mae from India 吉川めいのほぼ月イチ インド発見記
[02月]奥さま探しのヒント
日本では結婚指輪・婚約指輪というものが今は一般的です。
指輪が日本において一般的になったのは西洋の影響が強くなった明治時代以降らしいですが、
結婚や婚約などの象徴としての指輪交換文化は遥か古くから続いているそうで、
ある説は古代ローマ時代、またある説は古代エジプト文明までさかのぼります。

今日においては、くすり指の指輪は婚姻時の2人の約束の証である他、
社会的にも男女問わず“Ring Finger = (直訳)指輪の指”がふさがっている人は
先約ありで“入手不可能”という印としても役立っています。
未婚の人が「いいなぁ」と思う人に巡り会ったとき、自然となにげにチェックしているのが
このくすり指の状況だと言えます。

それがインドでは既婚の男女でも、指輪をはめていない人が大勢います。
インドでは金(ゴールド)が愛されているので、男女問わずお金持ちの人は
アクセサリーとしてたくさん指輪やネックレスなどを身につけるのですが、
相手の身分をチェックする意味での特別な「くすり指」の意味は存在していません。

インドで、指輪の代わりに既婚女性の印となっているのはトウ・リング。
これがまた裸足&サンダル主流のインドらしくてとってもかわいらしいのです。




既婚女性は左右の足の同じ指に同じトウ・リングをはめるそうです。
これは私の友人のスカーの足。足の人差し指と中指の両方に左右お揃いのリングをしています。




私の友人の夫妻、テーラーのロケッシュと奥さまのスカーです。
以前雑誌ヨギーニのマイソール特集の時にちょっとだけ登場しましたね。

インドではまだまだ恋愛結婚よりお見合い結婚の方が多いですが、
最近の若い子たちは時折男女混ざったグループで出かけたり、
男の子は特に自らお見合いしてもらえる相手(自分好みの相手)を探ることがあるらしいです。
すると男の子は気になる女の子に出会った際、やはりなにげに足の指の状況をチェックするそう!

ちなみに、女の子から話しかけたり、アタックすることはまずないので
男性について同じような「既婚の印」になるものはあまり聞いたことがありません。

女性の場合、結婚式の時にもう一つ相手からもらう絆の象徴が「結婚ネックレス」です。
こちらは通常サリーの下に隠れていてあまり目立たないのですが、
既婚女性は必ず毎日身につけている、長いゴールドのチェーンで、中央に飾りがついているものです。
飾りはシンプルなものから大きなゴージャスなものまで、人によってそれぞれだそうです。